雪の絵

昼頃から降り始めた雪が2時間であたり一面真っ白にした。

子供の頃、空から落ちてくる雪を飽かずに眺めていたのを思い出す。

(廊下に寝転んで流れる空の雲や落ちてくる雨や雨だれの跳ねの形や雪を眺めるのがとても好きな子だった。)

空は灰色で遠くの空の上の方から落ちてくる雪はゴミのように黒くて、下にくるに従って不思議に白に変わる。

目が良かったんだ。上の方の一粒の雪を目で追って、それが下で降り積もるのを確認していた。

それを小学校1年生の時に絵にした。

なぜか富士山を滑り降りるスキーヤーが二人。耳当てをしている。

(もちろんスキーをしたことはなかった。)

グレーの空から黒い枠で縁取られた大粒の雪が山の稜線の雪だるまの上に落ちてくる。

この絵はクレヨンで描いたが、「金金賞」という札が貼られた。

大宮北小学校でしばらく校長室に貼られていたが、あの絵はどうなったのだろう。

65年ぐらい前のことだ。





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